オープンキャンパスのスタッフのボランティアに参加してみた
毎年夏になると行われる大学のオープンキャンパス。私が通う大学でも年に数回は行われているオープンキャンパス。開催されるたびに、多くの来場者でにぎわいます。大勢のオープンキャンス参加者に対応するため、学生アルバイトを校内から雇うことも少なくありません。
この記事ではオープンキャンパスに友達と参加した時のことをつづってみました。
初めてのオープンキャンパススタッフ
私の通う大学でオープンキャンパスは年に3回ほど開催されます。
そのなかでも、高校生が夏休みに入る期間に行われるオープンキャンパスは大勢の来場者でにぎわいます。そのため、受付や警備などに多くの人員を割り当てなければなりません。オープンキャンパスの時期になると校内掲示板に、「オープンキャンパスボランティア募集中」と目を引く色遣いで掲載されます。
2年生くらいまでは、正直「対応が無理かも」と思っていたのですけど、自己分析のために何かやらなければいけないと思っていました。たまたま、友達から「オープンキャンパスのスタッフ一緒にやろう」と誘われたのでちょうどいい機会、挑戦してみることに。
オープンキャンパススタッフの仕事内容
オープンキャンパスでの仕事内容は主に、受付、講師や大学職員のアシスタントです。来場者に学部や学科の教室の場所を教えたり、説明会場に直接誘導したり、講師の補助をしたりしていました。学部・学科を代表する学生はトークライブに出演していましたね。
トークライブ以外は来場者に挨拶をするなど、仕事内容的にはそんなにハードルは高くありません。
オープンキャンパススタッフやって良かったこと
学生スタッフは全員ボランティアですから、お金は出ません。
ですが、普段からなかなか話す機会がない大学職員と仲良くなれました。大学職員にいい印象を与えられれば、今後の大学生活のさまざまな場面で相談にのってくれるからです。昼食もちゃんとしたボリューミーなお弁当が出されました。大きなエビフライとシャケ、たっぷりのサラダ、ホウレンソウのお浸しです。ご飯は別で出されたので、お腹も満腹になりました。
また、普段交流のない学部・学科の生徒と1日だけですが、ある程度連携して自然に会話をする機会もありました。同じ学部ではない先輩や後輩と顔見知りになると、キャンパスライフに新しい交友関係が生まれます。オープンキャンパスボランティアスタッフをすることで、効率よく知り合いを増やせます。
増加傾向にあるオープンキャンパス参加者
私の大学に限らず、オープンキャンパスの参加者は年々増加傾向にあると聞きます。これは、インターネット技術の向上に伴い、オープンキャンパスの情報が手に入りやすくなったから、とも聞きます。実際、現在は「オープンキャンパスの情報を扱う専門サイト」もありますし、昔よりも情報収集や予約などが格段に楽になってるという影響が大きいのでしょう。
あとは、少子化の影響で、大学そのものもオープンキャンパスに力を入れているという側面は強いと思います。実際、入学希望者を増やすため、学校の魅力を伝える方法としてはオープンキャンパスは効果的ですからね。
また、学生そのものが大学選びに対して積極的になっているという意見もありますが、これは不景気だからこそなんじゃないでしょうか。卒業後の仕事やライフプランなどを決める際に、大学選びが重要になるというのは、高校生の方も理解していますしね。