進級を左右する「単位」
学年が上がるにつれ、悩める学生達の「単位を落とせない」「単位があぶない」などというセリフが飛び交うようになります。
「単位」とは、一教科に対する学習時間の基準量を表しています。
この教科を履修するためには、これだけの時間を使って学んできました、という証明だと考えればわかりやすいかもしれませんね。
大学の単位は文部科学省令において大学設置基準により決められていて、必ず取らなければいけない単位「必修単位」の基準に満たない場合、進級や卒業に大打撃を与えます。
また、必修単位以外にも、進級や卒業に必要な単位数という決まりもあるため、自分がとっておかなければいけない単位数というのは、常に意識しておく必要があります。
単位を早くとるメリット
大学生のキャンパスライフを満喫するのなら、必要な単位は早めに取っておくことを強くおススメします。
単位を取っておくと、大学生活の後半がとても楽になるメリットがあります。
1~2年生のうちに頑張っておけば、3年生くらいから大学に行かなくてもいいという学生もいます。
卒業が決定した時点でバイトや旅行の計画もできますし、就活だって誰よりも早くスタートすることもできて、いい事づくしではありませんか!
また、奨学金制度を利用して大学に通っている学生の場合、単位が取れずに進級や卒業ができなくなると、奨学金が停止されてしまうリスクがありますので、早めに取ることでリスク回避できます。
さらに、時間がたっぷりあることで、インターンシップを経験しておくということも可能です。
就活前に社会勉強として現場で経験をしておけば、企業の特徴を捉えることもできて誰よりも就活をリードすることができるでしょう。
早めに単位が取れなかったらどうする?
大学生にとって、単位は大学に通う目的そのものです。
単位を取るために通い、レポートを提出し、試験勉強をする。
それでも早めに単位が取れなかった、あるいは単位よりも先にやりたいことが見つかったとしたら、その場合は大学を休学する手段も視野に入れて検討してみてください。
または、残された時間と取らなければいけない単位数を計算し、必死に勉強して単位取得のために頑張るか。
なお、卒業単位については資格を取ることで単位として認められる大学もあります。
進級、卒業に必要な単位について、またそれを補完できる方法などについて、大学入学の段階からプランを練っておくことをおススメします!
いずれにせよ、単位は学生の命ですので、侮ると一生悔いが残るかもしれません。
早い目に計画的に必要数を満たして安心できるように努力しましょう!