ジャネーの法則とは
子供のころの時間は長く感じるのに、大人になると時間を短く感じてしまうのはなぜなのでしょう。
もちろん、実際に大人になったからと言って、時間が短くなるものではありませんが、これは「ジャネーの法則」による裏付けがあってのものです。
例えば、5歳の人生の1/5は1年に当たりますが、これが50歳だと1/5が10年間となり短く感じてしまうというものです。
短いスパンで考えると、充実した1日を過ごした時と、寝て過ごした1日は、同じ1日でも極端に違います。
では、自堕落な時間を過ごしたと、感じるのはどちらでしょう。
もちろん、何もせず1日をすごしてしまうと、充実感もほとんど達成できず、有意義とは言い難い事は、誰の眼からみても明らかな事実です。
大学生になると自堕落になりやすい ?
本来大学は、高等教育から専門知識を学ぶ場なのですが、単位制という事もあって、何事にも自主性が重んじられてきます。
大学生となり、一人暮らしを始める方も多いものですが、誰しもが陥りやすい自堕落のパターンは自己管理の欠如によるものが意外と多いのです。
・食生活をおろそかにする
一人暮らしだと、食器や流しを汚したくない、食事をつくるのが面倒などといった理由で、食生活がおろそかになりがち。栄養失調に陥ることもあり、栄養摂取には特に気をつけたいもの。
・外出に際して確認不足
照明やコタツ、カギのかけ忘れなどに要注意。
・支払いを忘れがち
光熱費などの支払いは、引き落としが便利。
・部屋を片づけられない、いわゆる汚部屋化は、Gやコバエなどの害虫のだけではなく、友人も招待する事ができなくなります。
規則正しい生活を心掛ける
大学生になると、授業のスケジュールは、自身で管理しなければならない為、計画的に日常生活を送らなければ、時間の無駄遣いになりがちです。
といっても、何もかも分刻みで行え、というものではありません。
大まかなスケジュールの流れで、規則正しい生活を心掛けることこそ大切なのです。
規則正しい生活とは、必ず午前中に起床する、食事はバランスよく摂取する、身体も部屋も清潔に心がけていくといった常識的な話です。
特に夜型になってしまうと、体内時間も乱れてしまい、不規則な生活の温床になってしまいます。
計画性を持ち、実行力を身につけることは、社会に出ても必ず役立つことです。
○○ぱなしを気を付ける
ずぼらな性格だから、片付けが苦手、片付けられないというのは逃げ口上です。
そういった方の多くは、子供の頃から楽な方へと、無く傾向があるといえます。
そのためにも、日常生活でやらなければならないことは、紙に書いて張り付けておくことが効果的です。
○○ぱなしとは、水を出しっぱなし/電気をつけっぱなし/途中でやっていたことを忘れてしまう/散らかし放題などがあたります。
こうした○○ぱなしは、非効率なうえ、不必要な出費につながるので、こまめに処理していきます。
つまり、○○ぱなしを無くすことで、節約にもつながり、計画的に物事を行う力も身に付いくのです。