大学生活は意外と休みが多い
大学に新入生として入学し、最初に驚かれるのが、意外に重要が少ないという点でしょう。
根本的に大学は、高校までの授業とは異なり、強制的に受けなければならない授業はありません。
というのも、大学の教育システムは、選択制がほとんどだからです。
つまり、自分の受けたい授業選び、自らのスケジュールを組むのが一般的なのです。
ただし、授業は90分間行われるのが普通ですので、最初は戸惑うかもしれません。
大学は休みが比較的多く、土日祭日は休日で、さらに残りの5日間の内、4日間にスケジュールをまとめてしまえば、週休三日制が確立するということになります。
また、春休みと夏休みや特に長く、1ヶ月半から2ヶ月ほど休みというのも、ほとんどの大学が共通する点です。
全休とは
授業のスタイルも、高校までとはまるで異なる事が、よくお分かりいただけたかと思います。
大学は単位制ですので、例えば卒業するまで、120から130といった単位を取得しなければなりません。
また、半期で取れる最大単位も学部で決められており、おおよそ20から30あたりが基本です。
つまり、3年間しっかりとスケジュールを組み、単位を取得していけば、大学3年生になれば必要な単位のほとんどが、取れていることになるわけです。
ということは、順調に行けば3年生になると、丸1日講義が無いということもあり得るわけで、これが全休と呼ばれるものの正体です。
全休中を無駄にしない方法
良く、3年間真面目に大学に通えば、後は遊びのようなものとさえ言われますが、それはこの全休中が発生するからです。
だからと言って、アルバイトに夢中になるのも言語道断。
しっかりと、全休中を無駄に過ごさないよう心掛けることこそ必要です。
もちろん、基本は就職活動ですが、3年生のこの時期には、インターンシップも開始されます。
全休は単日が多いので、あらかじめスケジュールを組む難しさはありますが、急な休みになった場合でも頭を切り替えて、効率的に使うことも時には必要です。
お金が必要ならば短期のアルバイト、語学力アップにつながるドラマ鑑賞や、就活に有利に働く資格取得の勉強なども視野に入れておきましょう。
プチ旅行もおすすめ
ある程度、全休のめどが立ったら、リフレッシュにプチ旅行に行くのもいいでしょう。
親しい友人や恋人がいるなら、一緒に誘って学生時代の思い出づくりに励みましょう。
最近では、春休みや夏休みを利用して、海外へ短期留学に行く方も増えています。
留学も思い出づくりの一環としての選択肢ですが、就職活動にも役立つこと間違いありません。
ともあれ、全休で大切なのは、時間を有効活用するという点です。
寝て過ごすのは論外、ましてやあてどもなく漫画を読みふけったり、ビデオ鑑賞するというのはいかがなものでしょう。